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2007年8月27日 (月)

”本牧ジャズ祭り”。

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写真は、今年は余り盛り上がった様子でもなかった、“本牧ジャズ祭り”。

毎年、8月の最終日曜日に我が家の真下にある本牧市民公園において、“本牧ジャズ祭り”なるものが開催される。
昨年は、“クレイジー・ケン・バンド”なる、テレビでも見たことのあるグループが演奏し、中々盛況であった。
今年も出演バンドを眺めてみたが、知っているグループは居なかった。
この“本牧ジャズ祭り”が終わると、“ああ、今年の夏も終わりか。そう言えば、日が暮れるのが早くなったなあ。”と感じる。
心なしか、猛暑も終わり、何となく涼しくなった気もするが、まだ暑い!

暑いと言えば、相場もまだまだ熱い。
下のチャートは、先々週の金曜日に付けた円の高値から、先週の円の安値の変動率を調べたものであるが、先週の“独り言”でご披露した、“直近の円の安値から、8月17日の円の高値。”までの変動の約半分戻したことになる。

   安値  高値  変動率 
USD 111.57 117.12 +5.0%
EUR 149.23 159.66 +7.0%
STG 219.27 234.87 +7.1%
AUD 86.00 96.84 +12.6%
NZD 74.22 84.00 +13.2%

果てさて、一週間で半分戻してこれからどうなるか?

円安派、あるいは円が安くなって欲しい人はこう言う。
-サブ・プライム・ローン問題はようやく落ち着き、これからは再び金利差に注目した円売りが台頭する。

円高派、あるいは円が高くなって欲しい人はこう言う。
-中央銀行の資金注入により、サブ・プライム・ローン問題が落ち着いたかに見えるが、これは上辺だけ。
この問題の根は深く、まだまだこれから数ヶ月は余震が続く。あるいは、再び激震が走るかも知れない。
ECBが9月越えの長めの資金を注入したのは、まだまだこの問題が長引くであろうとの危惧を抱いているからである。


塾長は、後者の意見に賛成である。
我が国の家計資産に占める外貨資産は、総資産の1,500兆円の約3.5%の50兆円くらいだとも言われているが、これが1.8%から3.5%に増加するのに何と5年も要している。
要するに我が国の個人投資家の外貨建て資産に対するAppetite.=(食欲)は、物凄く保守的なものである。
今年の夏までの行き過ぎた円安は、レバレッジを多用してスワップ・ポイントを稼ごうとした個人投機家によるもので、今回の円高騒動は相当高い授業料になった筈である。
そして、これら個人投機家が再び相場が落ち着いたら、同じような投資行動(いや、投機行動)を起こすであろうか?
それは塾長にも分からないし、余計なことを言う積もりも無い。
総て、自己責任。

今朝、面白い記事を発見した。
“外為どっとコム”のホーム・ページの“週刊コラム”の、8月27日号・“バロンズ拾い読み”の“あなたのポートフォリオは大丈夫?”の記事を是非お読み頂きたいが、それには、
-投資家は上昇相場にさえ多大なリスクが潜んでいることを再認識すべきだ。
-リスクはリターンと同等に扱われるべきだ。
-投資家はプロに頼らず、自ら積極的にリスク評価を行うべきだ。
などと書いてある。
塾長の受け取り方はこうである。
-トレンドが一方的(円安トレンド)に見えるが、これが何時かは逆方向に行くかも知れないとの認識を持つべきである。
-スワップ・ポイントばかりに現を抜かさないで、円高リスクも把握すべきである。
-投資家は、自分で自分のリスク許容量を常に把握しておくべきだ。ストップ・ロスを必ず置いておくのは、極めて重要なことである。

どうですか?
耳が痛いでしょう?

はっきり言って、これからの相場も一筋では行かないと思う。
個人的な意見は、全く変えていない。

連日、海外のファンド連中が、“これから円はどうなる?”と聞いて来るが、(今晩も、日本時間の午後10時半に、あるファンドとConference Call.=(複数での電話会議)を行う。)、塾長の答えは7月に彼らと会った時と一緒。
“That was a good call !”=(相場の読みが当たったね!)と言ってくれるが、
“Actually, not. Yen strengthened without any reasons I mentioned. Yen has more room to get strengthen.”=(いや、そうでもないんだよ。実は、俺が言った円安トレンドが変わる引き金となるべきものは、まだ何も起きていないんだよ。円はもっと高くなると思う。”
と塾長は答える。
今晩のConference Call.でも、上の点を挙げて、“円安には行かない!”と主張する積もりである。

        金曜日はゴルフ、土曜日は海釣りに出掛けて、ばててしまった塾長。


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2007年8月20日 (月)

Blue Studio.

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(写真は、現在のBlue Hall. Blue Studio.が完成したら、写真でご披露致します。)


皆さん、汐留にある“外為どっとコム”の“Blue Hall.”にいらしたことがありますか?
約200名くらい収容出来るセミナー会場と、塾長の“為替談義”などを収録するG-Studio.があり、大変綺麗なホールである。
ここで、年に何十回もセミナーが開かれ、塾長も何回か参加した。
来月、この“Blue Hall.”が装いも新たにリニューアル・オープンする。
同じビルの1階に移り、名前も“Blue Studio.”に変わるらしい。
そしてその開設を記念して、9月10日に“開設記念パーティー”と銘打って、セミナーで活躍なさっていらっしゃる、今井さん、川口さん、野村さん、そして鈴木さんがゲストでいらっしゃるそうな。
勿論、塾長も参加致します。
“ネクスト総合口座会員”限定で、しかも30名の皆様方しかお呼びしないので、競争倍率が結構高いと思われるが、どうぞご応募下さい。
そして、色々ワインでも飲みながら、お話を致しましょう。(外為さん、いいワインをお願い致します。)
http://www.gaitame.com/seminar/party/top.html

さて、この“Blue Studio.”、収容人員が大幅に減って、70名だそうだ。
“え、何で減らすの?”と聞いたら、“その分、オンライン・セミナーの参加者数を倍増して、1,000名にするんですよ。”と言う。
今まで、“Blue Hall.”に来られなかった、東京近郊以外の方々からのオンライン・セミナー(今までは、最高500名までしか参加出来なかったらしい。)に参加されたいご希望が強く、こういうことにしたのだと言う。
確かにこちらの方が、効率がいいかも知れない。
早速、今井さんとの9月20日のセミナーがその方式で実施されるらしい。
http://www.gaitame.com/seminar/0709/20_tb_taidan.html
楽しみである。

先週は相場が大波乱であった。
多くの皆さんには、例えばドル・円が一日で5円近く動いたり、ユーロ・円が7円以上も動くのを見たことは初めてであったであろうか?
ポジション・メイキング(新たにポジションを作る。)や、普通の利喰い、損切りの場合と違って、ああいったポジションのSquaring.=(ポジションを解消する動き)は、滅茶苦茶な動きをする。
こういった時に大事なのは、相場そのものではない。
Liquidity.=(流動性)が一番重要である。
ショートであれば、兎に角、場にある総てを買い続けて、一旦ポジションを占めなければならない。
1998年の147円から115円までドル・円が下落した時もそうであった。
135円だろうが、125円だろうが、相場は関係無い。
兎に角ドルのBid.=(買値)を打ち続けなければならない。
だから、相場は無茶苦茶になる。
あっと言う間に相場が暴落する。
先週も、115円を切ってからは、同じような状況が見られた。
ストップがストップを巻き込み、収拾が付かなくなった感があった。
但し、これも相場。
振り返って見ると、殆どの通貨に対して円安のピークであった頃から比べると、金曜日に付けた円高相場(115円のニュートラル・レベルを超えたので、もう円安修正とは言わない
。)は、隔世の感がある。
    円の安値 円の高値 変動率
ドル・円  124.12 111.57 10.1%
ユーロ・円 168.93 149.23 11.7%
ポンド・円 251.07 219.27 12.7%
豪ドル・円 107.69 86.00 20.1%
NZドル・円 97.73 74.22 24.1%
ココログの行数の制限のせいで見難くて恐縮であるが、これは相当高いVolatility.=(変動率)であることは間違いない。

金曜日のFRBの突然の公定歩合引き下げのニュースで、取り敢えずクロージング・レベルではダウ平均株価や為替相場も相当戻して引けたが、これで相場が収まったとはとても考えらない。
金曜日のドル・円の一ヶ月のVolatility.=(予想変動率)が22.5%と、8年半ぶりの高水準となった。
言い換えれば、この相場は8年半ぶりの“メチャクチャ”相場なのである。
その相場にまともに立ち向かっても、中々勝てない。
ここは一旦、リスク・ポジションを減らして相場が落ち着くのを待つことが肝要である。

暑さは、多少峠を越えた感があるが、相場はまだまだ落ち着かない。
充分、自分の行動のリスクを計算して取引を続けて頂きたい。

                ゴルフのやり過ぎで、筋肉痛の塾長。

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2007年8月13日 (月)

緩と急。

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“緩急を付ける。”、あるいは“緩急自在”とよく言うが、
緩=物事の進行がゆったりしているさま。
急=切迫したこと。
であり、
まあ、塾長流に言わせれば、この“独り言”や“ブログ”で、真面目に為替の話をすることもあるが、同時に趣味などの柔らかいことも話せますよ、ということである。
いや、塾長の場合は後者の柔らかいことのほうが多いか?

さて、先ずは真面目に急の方。
題して、“何回も言うようですが……。”

先週一週間、夏休みでシンガポールに行っている最中に、為替相場はまあよく動いた。
下の数字は主要通貨の安値と高値を表したものであるが、一週間の値動きとしては極めてVolatile.=(変動の大きい)な相場であったと言えよう。


       安値  高値
ドル・円   117.17 119.79
ユーロ・円  159.95 165.39
Aussie・円   98.48 103.64
ポンド・円  236.25 244.04
Kiwi・円    86.68 92.18

そしてその変動の大きい元凶は燻り続ける米国・サブ・プライム・ローン問題である。
どこそこのヘッジ・ファンドが危ういらしいとか、どこそこの投資銀行が大量の不良債権を抱えているらしい、と噂が駆け巡り、とうとう日・米・欧の中央銀行が揃い踏みで“信用収縮不安を払拭するために資金を緊急供給!”を行ったが、市場の不安が消えた訳では無い。
基本的には、“我々中央銀行にも総ての実態が分かった訳ではない。取り敢えず、何かあったら我々が、The lender of last resort.=(資金の最後の出し手)として、たっぷりお金を用意しますから、ご心配無く!”というメッセージを送っただけである。
言い換えれば、“噂されている金融機関はぶっ潰れないから心配しないで。万が一にも、パニックになって、取り付け騒ぎを起こさないでね。”と頼んできたのである。
極めて、異例のことである。
1998年の、あのLTCM事件の時も、こんなに素早く中央銀行は動かなかった。
FRBは世界の主要民間銀行に奉加帳(寄進帳。寄付を求めるときに回して、金額と氏名を記入する帳面。)を回して、LTCMの借金を帳消しにするよう画策した。
お陰で、信用収縮=世界同時金融不安は起きなかった。

今回はどうか?
はっきり言って、よく分からない。
漠然とした感じであるが、“こんなもんで済む訳はあるまい!”と強く感じる。
これからの事の進展をよくご覧下さい。

さて、このよく分からない相場にどう対処するか?
先ずは、リスク・ポジションを減らしなさい。
“スワップ・ポイントを毎日頂いているから大丈夫!”と思っている人は、元本が円高になったパーセンテージに、レバレッジを掛けてご覧なさい。
ぎょっとするでしょ?
これは、もう何回も言ってきたからもう言わない。

相場は、相場。
どうなるかは分からない。
くどいが、こういうVolatile.な相場の時は、“分相応なポジション”に留めておくことが肝要。
そして、相場が落ち着いたら、また自分の相場観に基づいてお始めになったら良かろう。

さて、お次はお待ちかねの緩の方。
車にご興味の無い方は、これ以上読む必要はありません。
題して、“380RS、その後。”

ブログでも何回か話題にしたが、訳有って、1年間所有したフェアレディーZを手放した。
中々いい車であったが、ある日怖い目に会った。
サスペンションが、所詮は只のスポーツ・カーのそれでしかなかった。
東名高速で御殿場に行く途中に、ひやっとした。
今度の車を買うことになった経緯はブログで披露したので省くが、新しい車を買った。
いや、発注した、というのがより正しい。
それは、またもやフェアレディーZなのであるが、前のZとはボディーの色以外は、全く違う車である。
正式の名称は、FAIRLADY Z, Version NISMO, Type 380 RS.といい、最初の写真の右下に小さく、“Just 300 Only”と書いてあるように、300台だけ生産される限定車である。
これは、Type 380 RS-Competitionという、レース用のエンジンをわざわざディチューン(市街地で乗れるように、出力を落とす。)した物を搭載し、インジェクション(ガソリンを気化してエンジンに送る。)とコンピューター以外は、クランク・シャフト、バルブ・スプリング、バルブ・スプリング・リテーナー、ピストン、カムシャフト、そしてコンロッドまで総て、レース用のエンジンと同じである。
思い起こすと、NSXにType R(今は、シビックやらインテグラにも有る。)という化け物が出て来た時にそのエンジンの吹き上がりの良さにびっくり仰天したが、このエンジンは普通のNSXのエンジンの各パーツを気筒ごとに均一化させただけのものであった。
要するに、各気筒のバランスがいいから、シューッとエンジンがストレス無く回るのである。
このエンジンよりも、380RSはもっと良く回るのではなかろうか?
スペックは、
:エンジン型式 VQ35HR(3.8L改仕様)、3,798cc、
 最高出力350馬力(7,200回転)、最大トルク40.5(4,800回転)。
:6速マニュアル。
:前輪 245/40R18 、後輪 275/35R 19。

これ以上書いても多くの人にはチンプンカンプンなので、もう止めておこう。
さてこの車、NISMOで、一日1台しか生産されない。
週末は作られないとすると、300台÷20日=150日となり、最悪150日待たなくてはならない。
そもそも、この限定車が手に入るのか?
何にでも運の強い塾長は、勿論手に入ったが、さすがNSXの時のように、“横浜第一号”とはいかず、“生産第31号車”が手に入ることとなった。
ニッサンのディーラーによると、塾長のRSが出来るのが9月10日。
それにメーカー・オプションとディーラー・オプションを付けて、陸運局に持って行き(特殊車両だとかで、1台ずつ陸運局に運んで登録しなければならない。)、9月の25日頃、デリバリー出来るそうな。

夏休みも終わり、Fun is over.=(楽しみは終わった。)
後は、この380RSの9月のデリバリーを待つばかり。

もう少しの我慢。
相場も我慢。
   
                      緩急自在の塾長。

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2007年8月 6日 (月)

高いボラティリティー。

      安値  高値
7/26(木) 118.49 120.73
7/27(金) 118.00 119.27
7/30(月) 118.00 119.16
7/31(火) 118.43 119.48
8/1 (水)  117.57 118.96
8/2 (木) 118.32 119.34
8/3 (金) 117.95 119.28

この数字は、ここ1週間のドル・円の日々の安値と高値を表しているが、殆ど毎日約1%近く上下している。
高値の120.73から安値の117.57への下落率は2.6%にも及ぶ。
まあ、久し振りの大きな値動きであったと言えようか?
日々のブログで塾長の大学の後輩に当たる“牛飼いさん”=(いいニックネームですねえ。本当に北海道で牛を飼っていらっしゃるのなら素敵ですね。)から、
* 最近のボラティリティーの低下は日本の個人投資家の台頭、オプション市場の発展のためと考えてよろしいですか?*
とのご質問を受けたが、ボラティリティーは決して低下していないと思うし、むしろ上昇しているのではなかろうか?
例えば、7月17日のドル・円の1ヶ月のボラティリティーは7%。
ところが、8月3日のドル・円の1ヶ月のボラティリティーは9.3%で、確か先週10%近くまで上昇した筈である。
これは大変なボラティリティー=(変動率)の上昇である。
牛飼いさんが指摘されたように、ドル・円のボラティリティーは以前は低位安定していた。
その理由はやはりご指摘のように、過去、輸出、輸入、そして資本の実需が市場を席巻していた頃は、リーズ・アンド・ラグズ(円高局面では輸出筋がドルを売り急ぎ(売りのリーズ)、輸入筋はドルを買うのを待つ。(買いのラグズ。)、円安局面ではその逆に、輸出筋がドルを売るのを待ち(売りのラグズ)、輸入筋はドルを買い急ぐ。(買いのリーズ))が横行し、相場が動き出すと一方向にオーバー・シュート( ボラティリティが増加する。)傾向にあった。
ところがオプション市場が大きくなるにつれ、ボラティリティーを売買する取り引きが増え、当然ボラティリティーが高くなれば売りが増え、逆に低くなれば買いが増えて、“何となく”ドル・円でいえば7%前後で安定していた状態が続いた。
そして、いよいよここで日本の個人投資家の登場である。
例のシカゴでの“FX Summit”に出席する前にちょっと調べたことがあるのだが、大変興味深いデータがある。(残念ながら、この独り言を自宅で書いており、そのデータが今手元に無い。)
過去2年間のドル・円のチャート見ながら、相場が転換した時(言い換えれば、上昇していた相場が反落する。あるいは、下落していた相場が反転する。)の外貨ネクストの売買比率の変化を調べると、例外無く、いいですか例外無く円安相場が転換すると(ドル安に転じると)、ドルの買い持ち比率が減少する。
逆に円高相場が転換すると(ドル高に転じると)、ドルの買い持ち比率が増加する。
これは何を意味するか?
皆さん、大変お上手に利喰っているのである。
ドルが上がれば売って利喰い、下がれば今度はそれを買い戻しているのである。
(面白いのは、ユーロ・円はそんなに上手くいっていないことである。)
これはボラティリティーが安定している時は、非常に上手く行く。
皆さんのドル・円のポジションは恒常的に、そして圧倒的にドルの買い持ち比率が多い。
だからドルが上がればそれを売り、下がれば買っていれば利益が上がる。
スワップ・ポイントも面白いほど毎日手に入る。
だから、傾向的にレバレッジが高くなってしまう。
問題は、ドルを買い戻した後に、さらにドルが下がった場合にどうするかである。
言い換えれば、皆さん、いや市場が想定外の動き(つまりボラティリティーが高くなること。)をした時に、ちゃんと対応出来るかである。
レバレッジがそんなに高くないと大丈夫だと思いますよ。
例えば、今回の高値の120.73から安値の117.57への2.6%の下落の時だって、レバレッジを高くしていなければ、もしかしたらドルの安値近辺で割合平気でドルを買い増すことが出来たかも知れない。
では、もし5倍のレバレッジを利かせていたら?
2.6%×5倍=13%。
もし8倍のレバレッジを利かせていたら?
2.6%×8倍=20.8%。
の損失を被った危険性があるのである。
これに耐えられますか?
似たようなことを先週の“独り言”にも書いたので、もうここら辺で止めるが、強く言いたいことは、為替は往々にして理不尽な動きをするので、
-相場が逆に行った時にも耐えられるポジションに留めておかなければならない。
-それは、普段は決して高いレバレッジを掛けて取り引きをしてはいけないことを意味する。

現在円高、いや円安修正が進んでいる。
正直言って、このバリバリのドル安・円高派の塾長でさえこの動きに驚いている。
塾長は、暫く続いた円安トレンドが転換するのに、
-金利差構造の変化。=(円金利が上昇し、他通貨の金利が下落する。)
-行き過ぎた円安相場に対して、政治的圧力が掛かる。
などがきっかけとなるのかなと思っていたが、この何れも起きない内に突然米国発のサブ・プライム・ローン問題が引き金になって円安修正が起き始めた。
そして、この問題が米国金融当局者が言うように、“決して米国経済の成長の足を引っ張るような深刻なものではない。”のか、あるいは米国内の問題に留まらずに負の連鎖が世界中に広まって、Global Credit Crunch.=(世界的信用収縮)が引き起こされる危険性もあるのか?

ボラティリティーが高いということは、市場がこれからの相場展開に自信をもっていないことを意味する。
或いは、相場がどちらかに大きく動く可能性を示唆しているのかも知れない。
こういう時は、レバレッジを高くしてはいけません。
リスクを多く取ってはいけません。
一旦、リスク・ポジションを縮めて(ロングでもショートでも同じこと)、相場が落ち着く=(ボラティリティーが低下する。)のを待って、再びリスクを増やせば宜しかろう。

今日から、シンガポールに出掛けて来ます。
一応相場は見続けている積りですが、今回は純粋なVacation.=(夏休み)なので、シンガポール滞在中は余りエキサイテイングな話は出てこないと思います。

                   シンガポール大好き人間の塾長。

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