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2007年9月24日 (月)

和製英語。

あの8月17日のBlack Friday.以降、相場が目まぐるしく動き、気を休める暇も無い。
今週の“独り言”は少しくだけて、数週間前にブログで話題になった“和製英語”について書いてみたい。
中々面白い言葉が沢山有るが、普段平気で使っているので、まさかこれらが“和製英語”で、英語圏では全く通用しないことは知られていない。

塾長は余り野球は見ないが、傑作が一杯あるので是非お楽しみ下さい。

一番の傑作は、
-ナイター。
 誰が考えたんですかねえ?
英語では、Night game.

-フォアボール。(四球)
英語では、Ball four. 何で、逆なんだろう?
日本では、ツーストライク・スリーボールと言いますが、アメリカではスリーボール・ツーストライクで、これも逆。 わははは。

-アウト・コース、イン・コース。
英語では、Outside ball.  Inside ball.

次はゴルフ。
-ナイス・ショット!
英語では、Good shot!

-ナイス・パー。
英語では、こんなの聞いたこと無い。

-ナイス・オン。
何故、ナイスなんだろう?
英語では聞いたことが無い。
グリーンにうまく乗れば、That’s a great shot !=(素晴らしいショットだね!)くらいしか言わない。

ゴルフは、まだ日本では野球ほど歴史が長くないスポーツだから、余り変な造語は無いなあ。

次は車。 これも、中々面白い。
傑作は一杯有るが、一番好きなのは、
-ウィンカー・ランプ。 チカチカするから、人間がウィンクするのに似ていると思ったんでしょうね。
英語では、Blinker.

-ハンドル。 これも大好きな和製英語の一つ。
英語では、Steering wheel. 最近は、ハンドルの代わりに、ステアリングと言うことが多くなった。

-クラクション。 もうこれは、全く意味が分からない。
英語では、Horn. 

-サイド・ブレーキ。 運転手の隣(サイド)にあるからこう言うんですかね?
英語では、Parking brake.

-ナンバー・プレート。 プレートの上にナンバーが書いてあるからでしょう。
英語では、License plate.

-バック・ミラー。 後ろを見るからバックなんですかね?
英語で、後ろはRear. 後部座席はバック・シートではなく、リア・シート。
だから、英語ではRearview mirror.  

-パンク。 これは、恐らくPuncture.=(パンクする。)から来た正当な英語だとは思うが、実際はそうは言わない。
英語では、勘単にFlat tire.=(ペッタンコのタイヤ)

-フロント・ガラス。 これも、前のガラスという意味であろうが、如何にも和製英語。
英語では、Windshield.=(風防ガラス)

-ガソリン・スタンド。 これは、塾長が実際に使って、ちっとも通じなかった言葉の一つ。
英語では、Gas station.

-ハイ・ウェー。 
英語では、Free way. か、Express way.

-ペーパー・ドライバー。  これも面白い。 実際には普段は運転をしないで免許証(ペーパー)を持っているだけの運転手、ということなのだろう。
英語では、Sunday driver.=(まあ、せいぜい日曜日くらいしか運転しない人のこと。この人たちには近付かない方が安全。)

-車が、スリップする。 英語でSlip.とは、滑るという意味が有るが、車の場合は使わない。
英語では、Skid. 最近、高級車にS.C.S.というものが付いているが、これはSkid Control System.=(スリップ防止システム)のこと。

あと面白いのは、
-ホッチキス。 まあ、英語とは思えませんなあ。
英語では、Stapler.

-マジック・インキ。 なぜ、“魔法のインク”と言うんだろう?
英語では、ただのMarker. 油性も、水性も関係ない。

-バイキング。 所謂、食べ放題の食事。
英語では、Buffet.  バフェットと発音してはいけませんぞ! ブフェイ(イを高くする)と発音したら、格好いいです。

ほら、色々有りますでしょ?

さあて、Fun is over.=(お遊びは終わり。)
今週も、難しい相場になりそうですなあ。

皆さん、無理をしないで頑張って下さい。


      今日、380RSを1千キロ点検に持ち込む塾長。
 

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2007年9月17日 (月)

初心に帰って。

先週の月曜日、今までのBlue Hall.を改築し、フロアーを一階に移した外為どっとコムのBlue Studio.のお披露目パーティにお招き頂いて、何人かのお客様たちとお会いして、為替の話をするチャンスがあった。
皆さんとてもいい方ばかりで、話が盛り上がった。
先月の突如の円高で、“やられてしまった。”と言う方が何人かいらしたが、結構あっけらかんと話をされていたので、まあ大したやられではなかったのだろう。
ところがお話を聞いていると、どうも初歩的な間違いを犯して、結局損失を出しているケースが多い。
“普段、塾長がやってはいけないと言っていることばかりやっているではないですか!”
と言うと、
“そうなんです。ついついやっちゃうんですよね”、と割合あっさりお答えになる。
“だから、やっちゃあいけませんって!”
何人かの方々からのリクエストがあったので、また初心者向けのお小言を書いてみたいと思う。
中・上級者の方々はご覧になる必要は有りません。

初級者の皆さんがよくやるケース。
1)ポジションを取って、いい方向に行くと嬉しくて、直ぐに利喰ってしまう。
  逆の方向に行くと妙に我慢して、利益はちょっと、損失は大きい傾向がある。
2)ついつい、レバレッジを大きくしてしまって、気が付いたら思ったより大きい損失を出してしまう。
3)一旦利喰ってスクェアーにしたのだが、ついつい、同じようなレベルでまたポジションを持ってしまい、結局それが反対方向に行ってしまって、終わったら損失になっていた。
4)損切りをするともろに実現損が出るので、我慢している。
  その内、戻ってくれたらいいな、と思っている。
  (で、結局戻らずに損失が膨らんだ。=今回の円高局面が典型的なケース。)
そして、
5)今乗っているマークXは結構気に入っているが、FXでちょいと儲けて、セルシオに買い換えよう。そうだ、最高級のハイ・ブリッド車にしよう。
と思っている。

結構、“あれ、私のことを言っている!”と思っている方が多いでしょう!

さあて。
1) これは、仕方無い。人間の性。
自分の考えた方向に行くと嬉しくて、ついそれ(自分の優秀なこと)を実現したがる。
逆に自分の考えた逆方向に行くと、“自分は正しい。マーケット(他の人達)が間違っていると決め付ける。だから、損切りが出来ない。
違うんですよね。貴方が間違っているんです!
2) 特に円をショートにしておいて、スワップ・ポイント狙いで高金利通貨を買っているとよく犯す間違い。
レバレッジを大きくするということは、借金をして預金をするようなもの。
お止めなさい。
スワップ・ポイント狙いの取り引きは、余りレバレッジを高くしてはいけない。
レバレッジをどんと利かして大勝負をするのは、
例えば120円を切ったから119.80でドルを叩き売ってやろう!
或いは、112円を切ったから、取り敢えず112.20でドルを買い戻そう!
というような短期の大勝負をする時なのです。
そして、それは直ぐに利喰う。
3) これが、よく言う“ポジション無い・寂しい病”。
いつも何かのポジションを持っている。
119.80で売った。116.50まで落ちた。利喰った。良かった。
そしてさらに116.10まで落ちた。値ごろ感で買った。そしたら111.80まで落ちて、損切りした。
結局、何だかやられてしまった。
一旦、利喰いにしろ、損切りにしろ、ポジションをスクェアーにしたら、様子を見なさい。
でなければ、中途半端なところで利喰うな。
或いは損切りをしたのなら、暫く頭を冷やせ。
直ぐに、ポジションを再構築してはいけない。
4) 今回の円高でやられた!
追加保証金を払って何とか我慢している。
評価損が…..万円だが、これが円安になれば元に戻る。(かも知れない、いや戻って欲しい。)
ここで切ってしまったら、もろに….万円の実現損が出る。 嫌だ!
評価損も実現損も同じですって!
帳簿上のマイナスか、或いは実際の損を実現するかだけの違い。
実際に、損をしているではないですか。
一旦すっぱり、切りなさい。
一旦切ると、また何でも出来ますよ。
先月112円を切った。
何も出来なかったでしょ、だって119円くらいの腐れポジションを持っているんだから。
“タレ・レバ”を言っても仕方無いが、もしそれを切っていれば、喜んで112.20でドルを買っていません?
5) わははは!
これは、塾長が大好きな話。
多くの人がFXは簡単で、100万円が150万円になるだろうと思って取引を始める。
巷の本、業者の話を聞くとそれが何だか簡単に出来そうに感じる。
冗談じゃあない!
100万円が150万円になるということは、50%も元本が増えること。
そんな金融商品が他にありますか?
機関投資家・銀行のディーラーを始め、プロの投資家があらゆる知恵を絞って、為替・株・債券・不動産などの商品に投資して(たった?)年間5-6%の利益を上げようと必死に頑張っているのをご存知かな?
それを、素人である貴方がFXで50%の利益を上げたい?
Give me a break.=(ちょっと、待ってよ!)
出来っこないって!
終わってみると、マークXを売って、カローラも買えなくって、チャリンコ=(自転車)になる可能性大。
本当ですよ。
確かに、“いや、俺はこれだけ儲けた。”という人は何人かいるでしょうが、それは少数。
貴方が同じようなことをしようと思っても、大変難しいと思いますよ。

地道に行きましょう。
余っている資金(余資)の効率的な運用に終始しましょう。
そうしている内に、意外に大きな利益チャンスが生まれるかも知れません。

            初心に帰ろうと提唱する塾長。

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2007年9月10日 (月)

タラ・レバ。


“タラ・レバ”。
これは恐らく、辞書には出て来ない言葉だと思うが、我々凡人には極めて馴染みのある言葉だと思う。
“何々をしておいタラ。”=(結局は、何々をしなかった。)
“何々をしていレバ。”=(同じく、何々をしなかった。)

趣味のゴルフの話。
“あーあ、あそこで無理をしないで刻んでおいタラ、OBなんか打たずにボギーで終わったのに!”=(結局、自分の腕では無理なのに、ツー・オンを狙って大スライスをして、右の谷に打ち込んでOB。4オン・2パットで、ダブル・ボギー。)
よくやりますよね。
“あーあ、あそこでもう少し強気になって攻めていレバ、もしかしたらあのホールは勝ったかも知れないのに!”=(結局、弱気になってパットを打ち切れず、相手にスキンで負けてしまった。)

まあ要するに、I wish I didn’t do it, but I did.=(やらなければ良かっただろうなと思ったけど、やっちゃった!)
或いは、I wish I did it, but I didn’t.=(やろうと思ったけど、結局やらなかった。)

そして結果が悪くなり、今になって後悔している。
でも、いい。 少なくとも自分の腕を信じて、チャレンジをしたのだから!
ゴルフならいいですよ、これで。

為替は違いますよ!
まさか円高になるなんて思ってもいなかった。
でも、120円を切っちゃった!
“あーあ、120円を切った段階で、119.80で損切りをしておいタラ、こんなに損をしなかったのになあ。”

“111.60はないでしょ! 行き過ぎですよ。 おかしいよな。買おうかな? でも、今待っている根っこのポジションが10円近くもやられているからなあ。 どうしよう?
あーあ、112.20で買っていレバ、平均レートが良くなって少しは助かったのに!”

多くの皆さん、耳が痛いでしょ?

この、“タラ・レバ病”に掛からないようにするには、どうしたらいいか?
簡単、簡単。 やろうと思えばやっちゃうんですよ!

スワップ・ポイント狙いで円のショート・ポジションを持っている。
円相場が動かないか、円安になれば円のショート・ポジションは凄く心地良い。
だって毎日スワップ・ポイントが入って来るんだもん。
でも、急に円高になってきた。
あれ?
レバレッジを低くしてはいるが、4.5%の年利ベースでの金利差がたった三日で吹っ飛んでしまったぞ?
何なんだ? どうしょう? 

こういう時は、兎に角ポジションを切るか、減らすんです!!

よし、112円を切ったし、これはまだまだ円高に行くぞ!
ガ・ガーンと円・ロングで行こう! 111.80でドルを売ったぜ。
あれ、思惑に反して115円を超えたぞ。
何なんだ? どうしよう?
こういう時は、兎に角ポジションを切るか、減らすんです!!
(今は、112円台に戻っているので、放っとけば良かった、というのは只の結果論。)

この“週刊・独り言”でも、そして毎日のブログで言っているように、今の相場は凄く難しいんです。
プロのディーラー連中も苦労している。

こういう時は、大人しくしていらっしゃい。

“やろうと思えば、やっちゃうんですよ!”と矛盾しているようであるが、そうではない。
大人しくしていらっしゃい、の真意はリスク・ポジションを減らしなさいということ、
やっちゃいなさい、の真意もリスク・ポジションを減らしなさいということである。

果たして、ここから塾長が言うように、相場はまだこれから円高に行くか?
或いは、つい先日まで皆が言っていたように円安に行くか?
Who knows?=(誰も知らない。)

“タラ・レバ”で悩むくらいだったら、Take actions!=(何かおやりなさい!)
特に今まで“円安になるであろうなあ?”と思っていた方々は!
新たなポジションを取れ、と言っているんではないんですよ!
Risk Position.=(レバレッジを高くした投機のポジション)を減らしましょう、と言っているだけです。

 余り余計なことは言いたくはないが、ちょいと心配な塾長。

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2007年9月 3日 (月)

新企画。


外為さんの若い衆から打診があった。
“9月から、新しい企画を考えています。講師をやって頂けませんか?”
“何、やんの? 夜は情報収集で忙しいから、嫌だよ。”
“大丈夫です。 朝のお仕事です。 しかも、ご自宅でおやり頂きます。”
“了解。 受けるよ。”
この新しい企画については、数日中に外為さんから発表があると思うが、中々面白そうである。
“外為マーケットビュー”と言って、毎朝9時過ぎに市場のコメントを2-3分行うものである。
塾長の担当は、毎月曜日。
これはこちらから、“やるなら、月曜日にして。”とお願いした。
ご存知のように、塾長は週一回、月曜日だけ忙しい。
9時40分から、BS放送の経済番組に電話で出演。
急いではなを散歩に連れて行き、東京に直行。
13時半から、G-Studio.で、“酒匂隆雄の為替談義”を収録。
BS放送の前に、“週刊・独り言”を片付けておかなければならないが、土・日曜日に遊び呆けると、月曜日の午後に始めることになる。 甚だ忙しくなる。
今朝も、ちょいと焦り気味。
そしてその後、有料で配信しているレポートを書き、海外のファンドや中央銀行向けに、これを英訳しなくてはならない。
どうせ忙しいなら、一日に集中したいから、“外為マーケットビュー”も月曜日にお願いした。
既に永年やっている、G-Studioの“為替談義”は、ディレクターが質問してくることに答えるだけでいいが、一人で2-3分為替の話をすることは、そう容易いことではない。
まあ、どうなることかやってみましょう。
“独り言”とかブログは活字になるので、中々生臭いことは書けないことが多いが、“外為マーケットビュー”では、案外思い切ったことが言えるかも知れない。
そうそう、あとの講師陣は、ブログでお馴染みの今井さん、野村さん、そして塾長のセミナーに時々友情出演してくれる、バークレイズ銀行の梅本さんなどのそうそうたる人達らしい。
これは、面白いぞ。
どうやら、9月の第二週あたりから始まるらしい。
請う、ご期待!
先程、トライアル(試し撮り)をやってみたが、バックにはながちゃっかり写っている。
これが生番組の面白さ。

さて、相場は相変わらず目が離せませんなあ。
米株が上がれば、日本株も上がり、そして円が安くなる。
金曜日にブッシュ大統領、そしてバーナンキFRB議長が、サブ・プライム・ローン問題の救済策とも言える対策を提案したが、これで世界中にばら撒かれたサブ・プライム・ローン問題の膿が収まるわけではない。
バーナンキFRB議長が冷たく言った、“投資家を救済することはFRBの責任ではない。”の言葉が本音である。

今週も、波乱が続くと思う。
いや、暫くはハラハラ・ドキドキの相場が続くと思う。
いいですか、一ヶ月のドル・円の通貨オプションのVolatility.は二週間前に比べて10%近くも軽減したが、全体的な為替市場のVolatility.はまだまだ高い。
もう何百回も言ったが、こういう相場の時はリスク・ポジションを減らさなくてはいけない。
スワップ・ポイントを狙っての、極めてレバレッジの低い円のショート・ポジションは、リスク・ポジションとは呼ばない。
(勿論、ポジションにリスクは有るが、ご自分でManage.出来る範囲であれば、それは宜しかろう。)
それは、投資ポジションである。
リスク・ポジション、あるいは投機ポジションとは、ほれ、歯を食いしばって“円安になれ、円安になれ!”と祈り続けている、結構レバレッジを効かせている、貴方の現在のポジションのことです。
為替取引は、総て自己責任。
“ああせえ、こうせえ。”とは一言も言いませんが、再び円高になった場合のリスクについても、検証しておいて下さい。

いいですか、こういったVolatility.の高い時は、リスク・ポジションを減らすんですよ!
そうだ、現在持っているポジションが円高か、あるいは円安になった時のシュミレーションをやっておいたら如何ですか?

円安に戻ったら、どれ位利益が上がるか? あるいは、損失が軽減するか?
あるいは、損失が増えるか?
円高になったら、どれ位損失が増えるか? あるいは、利益が軽減するか?
あるいは、利益が増えるか?

こんなもの(常に保有しているポジションの、損益・シュミレーションを行う。)は、為替ディーラーにとっては、常識ですよ!!

                相場を静かに見守っている塾長。

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