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2008年3月17日 (月)

感無量。

いやあ、今日は朝から相場が荒れており、色々なテレビ局や、ラジオ局、そしてメディア関係から電話での取材が相次いで、落ち着いて“週刊・独り言”を書く時間が無い。

実は、今週は気軽なテーマで行こうと考えていたが、相場が荒れたので、月曜日に書いている有料の顧客向けレポートと少し重複させて、真面目な独り言にしよう。


今“円高、円高”と騒いでいるが、実は対ドル以外では別に円高ではない。
今日は相場が随分動いたが、お昼頃のレートをピック・アップして、直近の円高相場を示現した2005年1月17日の終値と比較してみると、

  ドル  ユーロ 豪ドル NZドル(対円)
’05 101.67 133.35 77.38 71.08
’08 96.50 153.20 89.40 78.00
+5.1% -14.9% -15.5% -9.7%
(’08年と’05年の比較。+は円高、-は円安。)
    
で、ドル・円以外は何と円安になっているのである。
輸出業者から、この円高に対して余り悲鳴らしきものが聞こえてこないのは、そのせいかも知れない。

恐らく、まだこのドル安&円高トレンドが続くと思われるが、ちょっと心配なことがある。
何回かブログで米国10年債とドル・円相場の動きを重ねたチャートをお見せし、この二つの関連性が極めて高いと指摘してきたが、実はもう一つ関連性が高いものがある。
日経平均とドル・円相場である。
よく、“円安になったので、株価が上昇した。”とか、逆に“円高になったので、株が下落した。”というニュースを耳にするが、確かにその連動性は高い。

2007年12月に日経平均は1万6千円を付けたが、円高を理由にしてその後下げに転じ、本日ついに1万2千円を割り込んだ。

そしてその間、ドル・円相場は112円から97円まで15円下落した。

日経平均が4千円下げる中、ドル・円が15円下落したことになる。
日経平均とドル・円相場が、今までと同じような相関関係を続けるかどうかは全く分からないが、塾長が前から言っている92円程度まで(あとたった5円!)ドル・円が下げるとすると4千円×5円÷15円=1,333円で、現在の11,800 円から、約1,300 円下るとすると、何と11,800-1,300=10,500円となってしまうのである。
そして、ドル・円が92円で止まるという根拠は全く無い。

日経平均は、1万円を割るのではないか?
実は、こちらの方が怖いような気がする。

今日のドル・円相場は、高値99.06、安値95.77(今のところ)で、大変Volatile.=(変動が大きい)な動きをした。
明日のFOMC,その後米系証券会社の決算発表を控えて、まだまだVolatile.な動きが続くと思う。

気を付けて、上手にTrading.をして参りましょう。

済みません、今でも取材が相次いで落ち着いて文章を書いている時間が有りません。
少々短いのですが、ご容赦下さい。

今日はディジタル・カメラを持ってくるのを忘れたので、後程日経平均とドル・円のチャートを写して、掲載致します。

             95円台を見て、感無量の塾長。   

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コメント

塾長、こんにちは。
週末はご自慢のコレクションを整理されたようですね♪

私はと言うと、久しぶりに土日が休みでしたので
塾長の『酒匂隆雄の為替塾』を一気読み致しました(笑)
『事実は小説より奇なり』では無いですが
非常に面白い内容の本でした。
今週末は先日塾長が宣伝していた本を読むつもりです(笑)

今朝からの相場の動きは凄いですね。
最近の円高は円高ではなくドル安の様な気がしてなりません。
米国経済の不安定さが何処まで深いのか・・・。
皆、疑心暗鬼に陥っていますね。
そのうち本格的な『公的資金』の投入もあり得そうですね。
ドル円ロングポジション構築まで暫く時間が掛かりそうです。

では!

投稿 しょうご | 2008年3月17日 (月) 14時54分

日経平均とドル・円相場の相関について。

目先はそうですが、長いスパン1970年代から見ていますとそうでもない期間が多いような気がします。

だから今の相場では相関性が高いというのが親切ではないでしょうか?

投稿 初心者kt | 2008年3月17日 (月) 16時33分

しょうごさん、
* ドル円ロングポジション構築まで暫く時間が掛かりそうです。*
まあ、あせらず好機を待ちましょう。
決して、The first buyer.=(最初の買い手。)になろうとしないこと。
底をみたかな?と確信した後に買えばいいのです。
昨晩、元大ベテランのディーラーである塾長の親友とワインを傾けながら話をしたのですが、彼がふっと言いました。
“個人投資家が為替に興味を持つのはいいことなんだけど、彼らは下がると買おうとし、上がると売ろうとする。要するに、自分の勝手な相場観で取引するから儲からないんだよね。”と言いました。
成る程ね、と感心しました。

そこで、クイズ。
どうして、下がったら買い、上がったら売ってはいけないんでしょうか?

初心者ktさん、
1970年代からの株価なんかと比べる積もりは、毛頭有りません。
確か、“2007年11月からのチャートです。”とお断りした筈ですが。

投稿 塾長 | 2008年3月20日 (木) 18時59分

下がったら売り、上がったら買っても負けてしまうどうしようもない逆取りです。
先日のセミナープレゼントで塾長の本を頂き、今日は一日食入るように読ませて頂きました。

「私は文才がない」とおっしゃってますが、逆に直接お会いして話をさせて頂いてるようですごく読みやすかったです。

耳に痛かった事が多々あり。
実は僕も塾長に憧れてディーラーになりたい!と思ってましたが、今はディーラーじゃなくて良かった・・・と思ってます。
FXをやってるのは後悔してませんけどね。
塾長が上司だったら今頃私は間違いなく失業の身です!

素晴らしい本を有難うございました。

とりあえず、今日も反省して立ってます!!

投稿 逆取り | 2008年3月20日 (木) 23時01分

塾長、クイズ有難うございます(笑)

答えはこの週末にゆっくりと考えてみます。
塾長から頂戴した言葉
The first buyer.=(最初の買い手。)になろうとしないこと。
底をみたかな?と確信した後
が大きなキーワードになるとは思っていますが。
相場が動いている時に頂上と谷底を見分けるのが難しいです。
(後から考えると解るのですが・・・・)

では!

投稿 しょうご | 2008年3月21日 (金) 14時16分

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