FXとマージャン。
先日、日々の“独り言・ブログ”で、“FXとマージャンの通ずるところ。”について尋ねられ、大喜びでお答えしたが、ほんの触り程度しかお答え出来なかった。
“週刊・独り言”のネタにしたいなあ、とぽろっと本音を吐いたが、やはり実行することにした。
やはり、北海道大学・経済学部・マージャン学科を卒業した塾長には、“血沸き、肉踊る。”テーマなのである。
実は以前にも触れたが、実際“FXとマージャンとの関連”は極めて高いと思う。
昨今の、“日経平均&米国10年債とドル・円相場の相関”ほどではないが、よく似ている部分がある。
お断りしておくが、マージャンが強い人がFXで勝てるかどうかは知らない。
逆に、塾長が知っている優秀なFXディーラーと言われた人達は、例外無くマージャンが強かった。
やっぱり、勝負勘とか場の雰囲気とかを読むのに長けているからだと思う。
では、FXとマージャンのどこがどう似ているのかをご披露しよう。
-両方とも手ごわい相手がいる。
FXでは、市場という大きな相手がおり、マージャンでは3人の敵がいる。
-勝負事の常であるが、冷静さを失ったら負け。
人間の性(さが)であるから仕方ないが、勝っている時は有頂天になり、負けている時は気分が悪く、人に当たり散らすヤツがいる。
挙句の果てに、負けていることを他人のせいにしたがる。
マージャンでツモラレルのは仕方ないが、自分で打ち込んだくせにカッカする。
FXで、自分が作ったポジションが逆に行ってしまい、自己責任なのに市場のせいにする。
-マージャンをやる時は、“ポン、チー、ロン。”の三つの言葉さえあればいい。
“あそこで、あれを切ったからどうだ、ぐだぐだ…………….。”“俺はこんなに高い手をやっているのに、安い手で上がりやがって!”などと喋るヤツがいるが、ウルセー!
FXも、解説は要らない。勝っても、負けても黙っていれば宜しい。
大体、勝っている人は静かにしているものである。
-メンタンピン・ドライチでテンパイし、同じ待ち牌であっても、周りの状況は必ず違っ
ている。
今、トップなのか? それともビリなのか? 黙テンでザンクの手で勝負をする価値はあるのか?
104.70~80が暫くドル・円の上値であったが、それが切れた。
輸出筋はドルを売ってくるのか? 個人投資家は円売りを続けるのか?
同じ相場でも、市場の雰囲気は全く違う。
-リャンウーパー・ピンの三面チャンであっても、待ち牌が10枚場に切られていたら、待ち牌はあと1枚しか無い。
逆に、ペンチャン、カンチャンでも1枚も場に牌が切れていなければ、上がれる確率はサンメンチャンより大きいかも知れない。
2003年から2004年に掛けて、当局が35兆円もの円売り介入を行っても円高は続いた。
2005年に個人投資家が“たった”数兆円ほど円を売っただけで、120円までドルは上昇した。 市場の需給をよく見極めたい。
-“ハイ・リスク&ハイ・リターン”がいいか、“ノー・リスク&ノー・リターン”がいいか?
どちらも駄目。
マージャンでも、FXでも、リスクを上手く管理しながら、よりよいリターンを得られるようにしなければ、絶対に勝てない。
マージャンでは、降りてばかりいれば勝てないが、千点の手で親に向かって行くのは無謀というもの。配牌を見て、“あ、これは上がれないな。”と感じたら、最初から降りることを意識しながら打っていく。
FXでは、“あ、これはいかんな?”と思ったら、損切る。
突っかかっていくと、傷口を広げるだけ。
-両方とも、完璧なお手本というものが無い。
卑怯な言い方だが、“感性”というものが必要な時がある。
一生懸命本で知識を得ても、それがいつも通用するとは限らない。
ルールを理解するために本を読む必要はあるが、その応用は自分で取得しなければならない。
-ビギナーズ・ラックはそう長くは続かない。
マージャンは腕が7割で、ツキが3割の勝負事だと思う。
いくら上手でも、ツキがないと勝てないことがある。
但し、長く続けていると“必ず!”結果的には上手な人が勝つ。
FXには、ツキなどという下衆な要因は無いかも知れないが、買っている時でも、負けている時でも勝負からの引きどころが極めて重要である。
上手な人(プロのディーラー)でも負けるが、負け方が上手い。要するに、利益が大きくて、損失が小さい。
逆に、下手な人(アマチュア・ディーラー)は、負け方が下手で、利益が小さくて、損失が大きい。
-常に明日がある。
夜の11時になったから、そろそろ終わりにしようとすると、“あと、ハンチャンお願い! 俺、こんなに負けてんだよ。”と泣きを入れるヤツがいる。
大体、こういうヤツはもっと負けるものだ。
そもそも、あとたったのハンチャン2回で、一晩の損を取り戻そうなんていう僭越な考えが気にくわない。
もう今晩の負けのことはすっぱり忘れて、次回に賭ければいい。
FXも同じ。
“俺が売ったんだから、相場は下がる筈だ!”と思い込んで、損切りをしないでナンピンで売り上がっていき、傷を深くする。
一旦ポジションをSquare.にして、頭を冷やせばいいのだ。
-上手な人の技術を盗む。
マージャンは、4組の組み合わせをなるべく早く、そして高い手を作るゲーム。
“好牌先打”と言って、その4組には関係ない牌は真ん中でも何でも、早く場に捨てる。
傍テンと言って、4を切って、3~6で待つのはヘボな証拠。
何故傍テンになるかというと、最後の最後まで4,4,5と持っていてテンパイしたから余った4を切って3~6待ちになっただけ。
大体不要なのに長く持っていた4で打ち込むケースが多い。
上手な人は、ここら辺の打ち方が大変上手である。
後ろで見ているとよく分かる。
そういった技術を盗みなさい。
FXに関しては、上で言ったように上手な人(プロのディーラー)は損切りが上手い。
アマチュアが唯一真似が出来るのは、“損切りのルールを作って、それを遵守する。”こと。
そう難しくはない筈なのにそれが出来ないのは、直ぐにルールを破ってしまうから。
スポーツでルールを破ると失格になるが、FXは“自分の金”なので、ついつい甘くなってしまうが、それは駄目!
あれれ、3ページにもなってしまった。
ね、相通じる点が多いでしょ?
マージャンを知らない人には、チンプン・カンプンだったでしょうか?
ゴールンデン・ウィークだというのに、はなの散歩以外には一歩も外に出ていない塾長。
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コメント
今回も一語、一語、金語でした。私はマージャンのことが分からないですが、塾長様の伝えたいことがよーく分かりました。感慨深いものも感じさせました。益々塾長様のファンになりました。
投稿 rui | 2008年5月 5日 (月) 14時09分
こんなに熱く語ってくださってありがとうございます!
自分はFXで儲けることを考える前に麻雀をうまく打てるようになるほうが先ですね(笑)
「麻雀テクで勝てるFX」の出版期待してます。
昨日花見しました。聞いた話ですがウチの学生が花見で倒れた時はウチの病院が面倒を見ることになっているそうです。お灸をすえられることでしょう。
投稿 牛飼い | 2008年5月 5日 (月) 14時54分
塾長様
私はほんの少し麻雀はやったことがあります。
本日の週刊独り言、なるほどと思いました。
ところで北海道大学には麻雀学科などという学科はあるのでしょうか?
投稿 黒猫みーの母さん | 2008年5月 5日 (月) 14時58分
いつも楽しく&有益に拝読させて頂いております。
私は麻雀は好きでときどきやりますがあまり勝てません。勝てないのは、たぶん勝負に対する執着が足りないのだと思っています。
そんな私が最近FXを始めまして、案の定なかなか勝てません。
相場はとても面白いと思うのですが自分にはあまり向いていないんじゃないかと思う今日この頃です。
投稿 やまを | 2008年5月 5日 (月) 15時39分
そうなんですよネェ~。
損切りルールは大事だと体感しているのに、なかなか身に付きません。
私の場合欲を出してしまうのがいけなさそうです。
もう少しstopを厳しく付け、厳守したく思います。
黒猫みーの母さんへ
マジで麻雀学科なんて有る訳無いですよ。
塾長の小さなジョーク、だよね。
現実に有ったら私も行きたかったナァ~。
今なら塾長が学部長の外為学科に行きたいナァ~。(笑)
投稿 MASE | 2008年5月 5日 (月) 16時07分
ruiさん、
本当に驚くほど、FXとマージャンには共通点があるんですよ。
書き忘れましたが、あと心理的な駆け引きとか。
市場と駆け引きしようという意味ではなく、“どうしよう? 行くか、引くか?”
嫌な気がしたら、直ぐに撤退(降りる。損切る)を行えば、勝率はぐっと増します。
牛飼いさん、
そう言えば、「麻雀テクで勝てるFX」の本って、面白そうですね。
でも、出版社が乗ってこないでしょう。
黒猫みーの母さん、
済みません。
下でMASEさんが仰っているように、冗談です。
経済学部・経済学科が本当です。
1968年から1970年まで大学紛争が盛んで、我が北海道大学も1969年から塾長が卒業した年の1970年まで、殆ど1年間大学が封鎖されており、勉強をしたくて、したくて(?)仕方なかったのですが、学校に入れないので、これまたしかたなく、“北大正門前”の反対側のマージャン荘にせっせと通って腕を磨いた訳です。
やまをさん、
執着心が無いと、勝負では絶対に勝てません!
“滅茶苦茶やっつけてやるぜ!”くらいの気概を持って勝負に望みましょう。
それと、“負けるかも知れない”勝負はしない。
勝てる勝負だけやって、“いいとこ取り”だけやってやればいいのです。
マージャンにはハンディキャップはありませんが、ゴルフにはありますよね。
囲碁もそうだ。
だから、上手も下手も、一応一緒に勝負が出来ますが、FXはそうはいかない。
だから、勝てそうな勝負(凄く自信がある。)しか手を出さないのです。
MASEさん、
損切りは凄く簡単ですよ。
ルールを決めて、それを遵守すればいいだけです。
投稿 塾長 | 2008年5月 5日 (月) 17時28分
MASE様
麻雀学科のこと、あるのかな?と思ったのは、何ヵ月か前、東京からみえた方が(品川区だったと思うのですが)高齢者のために行政が麻雀を推奨している。という話を聞きました。
ところ変わればあるのかなと思った次第です。
投稿 黒猫みーの母さん | 2008年5月 5日 (月) 19時24分
4。アンコったら勿体ないような気もします。しかし、場に出てないのなら、3・6は8個。4は2個。
うまい面子でやったら、振り込まない(大負けしない)ことを第一に考えないと、大変なことになりますね。
こちらは相場ですが、確率で考えるのは、とても大好きです。しかし、相手心理を読むとなると、てんで・・・。まあ、得意を伸ばすほうがよっぽど楽なので、この辺りは、なんとかうまくやりたいと思います。
仕事で、おそらく仙台一であろう、高級老人施設に行きますが、そこには“GAME ROOM”があります。ばあさんたちが、雀宅を囲むその姿は、私には異様に移りましたが、そういった経緯があるのなら、何だかつじつまが合うように思いました。
投稿 win | 2008年5月 5日 (月) 20時27分
麻雀は認知症を予防するようです。
でも高齢者にFXを推奨すれば認知症も予防できてお金も増えて一石二鳥ですね。
投稿 牛飼い | 2008年5月 5日 (月) 22時16分
牛飼い様
北海道の桜は今が見頃なのでしょうか?私、7月の中頃北海道に行く事になりました。(祖父のお墓参りです)
おばが富良野におります。
せっかくですからラベンダーなどのお花を見たいと思います。
今年の気温はいかがでしょうか?
お教え下さいませんか?
塾長様のブログ拝借して申し訳ありません。
塾長様も5月31日、札幌でセミナーですね。また、セミナー内容や北海道のことブログにお載せ下さいね。
投稿 黒猫みーの母さん | 2008年5月 6日 (火) 21時03分
この場を借りてお返事させていただきます。
最近は15~20度で大変過ごしやすいです。例年と違いは特に感じません。夏は関東より湿度が低いと思います。
ラベンダーいいですね。
富良野は野菜もおいしいです。
投稿 牛飼い | 2008年5月 7日 (水) 22時25分
北海道は、何でも美味しいです。
湿度が低いので、ゴルフ・ボールの飛距離が伸びます。
フェアウェイの芝が、ティフトンと言って粘っこく、ダフルとボコッと言って、ボールが全然飛びません。
投稿 塾長 | 2008年5月 8日 (木) 14時46分
塾長様
牛飼い様
お返事ありがとうございます。
為替は難しい!です。
投稿 黒猫みーの母さん | 2008年5月 8日 (木) 17時19分